04/07(日) - 第18回 大阪クリテリウムin舞洲 スポーツ 45位(51人出走)
爆弾低気圧の中レースに出てきました。結果はまったくもってダメダメでしたorz
前日のニュースを見ているとレースは中止のように思えた。でも一応出る準備はして就寝。
翌朝起きるとすぐに外を見てみる。曇ってはいるけれど雨も降ってないし風も強くなく静かな朝だった。
テレビをつけてみたけどニュースはまだやっていなかったので、とりあえず会場に向かうことにして支度をはじめる。
そのうちにニュースをやりだしたので注目する。近畿地方は1日風が強いようだ。強風や波浪注意報だけで警報は出ていない。これはレースがやれてしまうではないかと思いながら自走で出発。
途中の淀川CRでは、少年野球の準備がはじまったり、BBQをはじめようとしている人たちもいた。こんな日にやらんでもいいのにと思いながら、趣味の自転車レースに向かっている自分も同じやんかと思ったりした。
ときおり雨は降るし風はどんどんきつくなって走るのがつらい。完全に向かい風だ。しかもテレビを見ていて予定より出発の時間が遅れたので急がないと試走に間に合わない。ああ、レース前に余計な体力を使ってしまっている。
本当にレースをやるのか止まってスマホで確認してみるとどうやらやりそうだ。正直、え?やるの?って思った。走りながらこの天候じゃあやっぱりレースは無理なのでは?と思いはじめていたから。
会場に到着。
あいにく試走予定時間は過ぎていたけどどうやらタイムスケジュールが変更になったようで、試走ができるみたいだ。ラッキー♪
このレースは何回も出ているのでコースはわかっているつもりだけど、この強風だとどんな感じになるんだろうと思っていたので走れてよかったよ。
で、試走してみたんだけど、これは無理!走られへん!て思った。バックストレートの向かい風がものすごくて自転車が前に進まない。レースは成り立つの?って思った。でもそこそこのスピードで走っている人もいてすごい。
レースまでの2時間ぐらいはなんやかんやですぎていき、アップも済ませていよいよ召集場所へ。
自分のカテゴリーではわりと参加率は高い方でみなさんほとんど来ていらっしゃったのではないだろうか。風は止む気配さえない。
緊張はまったくなかった。だが戸惑いが大きくてやる気も高まってこない。あの風だと単独になった瞬間にレースが終わるので集団内にずっといようということだけ考える。これ以外にどうしたらよいかまったく思い浮かばなかったよ。
そしてレーススタート。
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ローリングスタートで第二コーナーを曲がり切ってからがリアルスタートだ。そう、あの強風のバックストレートからだよ!
集団の後ろに位置する。おお、集団にいると風の強さを感じないや!すごいぜ集団走行!
前に出ようと外側から上がろうとするが、出た瞬間に強い風が体に当たる!ビビって出るのをやめてしまう。この位置をキープできればいいや。
けれどこのレースはクリテリウム。後ろにいるとコーナーの入り口で減速させられ、出口で足を使わされて体力をどんどん失っていく。位置をキープなんてできやしない。ちょっとでも集団から離れると強風にさらされ追いつくのにさらに足を使う。
とにかく誰かの後ろについて風を避けて集団に戻ろう。同じように集団からちぎれそうになっている人たちもまだ諦めずにくらいつこうと頑張っている。ひとりの後ろにつくだけでもだいぶ風は軽減できるもんだね。これでなんとかなるか?
ところがもうちょっとで集団に追いつくというところで、後ろにつかせていただいていた人がちぎれはじめてしまう。しまった!前にでて追いつこうとするが風が強すぎてだめだ。
集団との差はどんどん広がっていく。アカン...ひとり旅がはじまる...
ここで一瞬やめたろかいなと思ったけど、トレーニングだと思って頑張ることにする。こんな日でも来てくれた妻にも申し訳がない。
この段階で周回数は半分以上残っていた。これはラップもされてしまうだろうな。でもせめて少しでもそれを遅らせるように粘ろう。それとひとり追いつけそうな人がいるのでそれを目標に走ることにする。
だが、予想よりもはやく審判さんのバイク音が近づいてくる。いつ聞いても嫌な音だ。
審判の方が何かおっしゃっているのだけど風でまったく聞こえない。まあこういうことには慣れている(恥)ので、内側に寄って集団の邪魔にならないように走れということなのはわかっているさ。
ほどなくして集団が通過。これに乗っかってしまえとも思ったがそれはいけないと思いやめておく。ていうか、もう足が残っていなくて乗ることさえできなかっただろうけどね。
単独でのバックストレートはまさに空気の壁を押しながら走っているようで全然進まない。パワーのなさを痛感した。こういう時って回すペダリングでは進まない。グイグイと踏んでいくパワーが必要だと思った。そういうトレーニングもやらないとということなのかな。もし集団に残れてたとしても体の小さな自分はこういう時は何もできないだろうね。勉強になったよ。
結局目標にしていた人も抜くことができず、どうしようもなく落ち込みながら走ったよ。幸い集団からはもう1回ラップされることなくレースを終えることはできた。
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降りずに走り続けたことぐらいが唯一の良い点だっただろうか。強風が良いトレーニングになったよ(汗)
何回もレースに参加しているとこういうこともあるんだね。これも経験だね。
守山クリテ後の3週間のすごしかたにも問題はあったし、この天候のせいだけでこの結果になったのではない。いろいろとわかったことがあるので、また3週間後にあるワールドサイクルクリテではこの反省を生かしたいと思う。
落ち込んだけれど今はモチベが高いです。また頑張るよ!
第18回 大阪クリテリウムin舞洲, a set on Flickr.