2018年12月31日

一陽来復


今年も暮れてきましたね...ただたんに日が変わるだけのことが1年を跨ぐというだけで特別なことに毎年思えるのは不思議です。身に付いてしまった慣習というのは厄介でもありますし、良いなあとも思います。

あまり今年はどうだったとか考えないタイプなので悪かった良かったと総括するのは好きではないです。その時々で向き合って悔いのない選択をしているつもりです。キリッ笑

では...
今年も当Blogを読んでいただきまして、
本当にありがとうございました!良いお年を!








いちようらいふく【一陽来復】
〔「易経復卦」より。陰が極まって陽が生ずること〕
①冬が去り春がくること。新年がくること。
②悪いことが長く続いたあとで、ようやくよい方へ向かうこと。
③〔一年を易の十二卦に配当すると、陰暦10月に陰が極まり、11月の冬至に一陽がかえることから〕陰暦11月または冬至のこと。
iOS版大辞林より








2018年12月30日

リンゴは蜜が美味しい。

冬休みも2日めが終わろうとしています。のんびりと過ごすことができて年末になったのだなと実感しています。

さて、各所で振り返り企画が盛んですね。私も何か振り返りたいなと思い、まず浮かんだのは今年はApple製品をよく購入したなということです。
  • 07月 - MacBook Pro
  • 09月 - iPhone XS、Apple Watch Series 4
  • 11月 - iPad Pro
MBP以外は記事にすることができなかったですし、以下にちょっと書かせて下さいね。


MacBook Pro


ちょうどPCの買い替えサイクルのタイミングだったため、発表されてすぐに飛びつきました。
記事にしたとおり、macOSとハードウェアの調和が見事に取れていて、やっぱりMacはいいなあという感想は5か月経った今でも変わらないです。使うほどに製品としての良さがわかってきて家ではPC離れの傾向がありましたが毎日使うようになりました。


iPhone XS


毎年買い替えているiPhoneですが、今回は少し迷いました。
去年のiPhone XがFace IDやOELDディスプレイ等で、外見も操作性も大幅に変わったのに対し、今回はマイナーチェンジに思えたからです。
それでもニューラルエンジンを大幅に強化したという中身が気になって使うことにしました。あのプレゼンを見ると欲しくなるマジックもありますね。笑

使ってみてすぐはXから本当に変わり映えがなく、今回ばかりは失敗したかなと思いました。
それがカメラで撮った写真を見て驚きに変わりました。朝焼けの写真が本当に綺麗で実際に見た色合いにとても近かったからです。スマートHDRも効いて明暗も綺麗に出ていました。これがA12 Bionicの実力か!と思いました。
遂に「Computational Photography」がデジカメより一段上がってスマートフォンがリードすることになったと思いました。


Apple Watch Series 4


Apple Watchはメジャーアップデートでしたね。
初代をずっと使っていました。初代の頃は売れないなんて言われていたことを思い出します。たしかにまだ未完成な部分があったデバイスでしたが、私にとっては便利でしたし、見栄張りバトルから降りることのできたオルタナティブな腕時計として新しかったです。
それだけに愛着もあり、大きな変化があるまでは替えないと決めていました。
Series 2でFelicaが搭載、3でセルラーモデルになりましたが、スルーしてきました。おかげで例の裏蓋剥がれも3回経験しました。笑

新しいApple Watchはきびきび動くし、ディスプレイ拡大で見やすく操作しやすいし、待った甲斐があったと思いました。実用上の不満はもうなくなりましたね。第1段階としては完成されてきたのはないでしょうか。次のステップに期待しています。
実用ではSuicaをこっちに移したので、手首をかざすだけで電車とバスの乗り降りができて快適すぎてやばいです。改札にびしばしと裏拳をきめています。笑


iPad Pro


ワクワクは一番でした。まさかのメジャーアップデートでしたね。3月にiPadのPencil対応があったので今年はないと思っていました。 iOS 12でもPC的に使うのは難しそうで、やっぱりiPadはビューアだよねと思っていたのですが、魅力的なハードウェアに仕上げてきて物欲をそそりまくられました。

もちろんPencilとKeyboardの3点セットにしました。まだまだビューアとしての以前の使い方がメインですが、Pencilに可能性を見出しつつあります。
メール添付のPDFにフリーハンドで書き込めたり、Numbersのスプレッドシートにも切り替えたりせずいきなり書けるのに驚きました。チェックリストにチェックしていくみたいな新しいワークフローが作れそうです。
PCの代用として考えていたのがいけなかったのだ、新しいやり方を試していけばいいのかと思いました。
 iOSがまだまだiPad Proの新しいハードウェアとしての良さを引き出せていないので来年は期待したいところです。さらに化ける可能性があると思います。


---

7月から11月まで立て続けで、毎日使っていてもまだまだ使う時間が足りないと感じ、もっと触っていたいです。
特にiPhone XSでもっと写真を撮りたいのと、iPad ProのPencilをいろいろな知的生産に使えないかなと考えています。
この冬休みにたっぷりと触れそうですし、さらには来年使い込んでいけると思うと楽しみですね。








2018年12月13日

再びハイレゾに帰ってきた。


これは!?という音のアルバムに出会ったのでハイレゾで聴きたくなり、再び帰ってきました。2年振りです。
アルバムは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『ホームタウン』です。

この2年は、iPhone + AirPods + Apple Musicの圧倒的な手軽さの前に必要にして十分となっていましたが、このアルバムを聴いたらすぐにそれだけじゃもったいない、もっと味わいたいと思いました。

今回はウォークマン(NW-ZX300) + ヘッドホン(MDR-1AM2)というシンプルな構成にしました。できるだけ準備なくサッと聴けるようにです。
この組み合わせはやはり手軽にバランス接続ができるということが魅力でした。さらに純正のキンバーケーブル(MUC-S12SB1)を追加してなるべく性能を引き出すことを目指しました。

結果は満足です。まだメーカー推奨のエージング200時間に達していないので本領は発揮していないはずですが、揃えたという満足感もあって良い音です。笑

たまにしか使わなくてもやっぱり高音質で聴ける環境は必要ですね。録音にこだわったアルバムを聴くのは喜びだなあと。
読書でも映画でもなく、ただ音楽に浸りたいという夜もあるということを思い出しましたよ。

『ホームタウン』ぜひ聴いてみてください。ロックでもハイレゾの意味があると思えた初めてのアルバムでした。








2018年12月11日

Winter is coming.

「冬来たる」...今朝は最低気温が0℃、いよいよ寒いですね(>_<)
仕事着の防寒装備を更新しました。



green label relaxing Loro Piana STORM/S チェスターコート

まずはコート。
この頃はクラシックなスーツスタイルを楽しんでいるのでチェスターコートにしました。
トレンチやバルカラーもよいですがやっぱりスーツには一番しっくりきますね。正装だぜ~って思います。笑
着てみて軽さにびっくりしました。しかもかなり温かいです。今まで着ていたコートは「もどき」だったのですね。
生地はロロピアーナです。ググってみてください。



JOHNSTONS 2PL ソリッドマフラー

つづいてはマフラー。
定番のジョンストンズにしました。コートとネイビーのワントーンで揃えました。
ニューヨーカーみたいに首からかけるだけのスタイルで使っています。
寒いやろ?って思いますけど案外温かいんですよ。体感として首の後ろさえ覆われていたら良いみたいです。
垂らした部分はコートの中に入れています。これで胴体の部分が温まって良いのです。

ところでタグまだ切っていないです。切るべきでしょうか?笑


15-1529 DENTS ヘアシープグローブ

最後は手袋です。
上記2つに合うのはやはりレザーですね。
上品さを狙って羊革にしました。中はカシミヤのライニングです。風を通さず保温性もあって温かいです。
下手なコート並みの値段で腰が引けましたが、メンテしながら長く大切に使おうと思い切ってみました。


---
値は張りましたが良い買い物でした。やはり良いものは温かいのだなあと当たり前のことを思いました。
だってまだ機能性下着やニットを着ていないのに平気なんです。今季は暖冬らしいですしこのまま乗り切れるのでは?とさえ思います。
ダウンやフリース等の機能性のある服はもちろん温かいですが、こうしたクラシックなドレススタイルでも温かくできるものなのですね。
こっちの世界もやっぱり楽しいなあ。カジュアルもドレスも好きなので大変です。笑








2018年12月7日

NANNGA DOWN T-SHIRT


ナンガ ダウンTシャツ

この週末は冬将軍が襲来するそうですね。今季は暖冬と言いつつも寒い日はやっぱり寒いようで、暖冬という言葉に矛盾を感じています。笑

寒いと欲しくなるのがダウンですよね?普通の衣料品と異なりギアとしての側面もあって萌えます。
アウターとして着るダウンは水沢ダウンのマウンテニアで安定なのですが、インナーダウンに納得ができていません。長袖タイプだと温かすぎるしベストだと寒いし、と合いませんでした。

それなら以前から気になっていた半袖タイプを試すかと、写真のナンガのにしました。
ナンガは滋賀県の寝袋メーカーでその技術を活かして衣料品を作っているようです。渋カッコイイです。寝袋を着られるということか!と思いました。笑

写真のとおりアウトドア感がほど良い見た目です。インナーダウンとしてはこんな感じのプレーンさがちょうどいいです。浅いVネックと胸のポケットも便利そうです。
もちろん肝心の温かさはばっちりです。肩が覆われているのが目論んだとおりちょうどいいです。この製品自体かなり温かいですね。ボタンを止めていると暑いときがあります。さすが寝袋!

私のインナーダウンの使い方は「どてら」として部屋で使うことが多いです。
糸井重里さんの影響です。半袖が気になっていたのもこの記事のまんまですね。それにしても宣伝なのにお人柄が出ていて良い記事です。
(あ、ほぼ日のダウンを買わないのか?というツッコミはなしですよ。笑)

大いに納得できたのでこれでインナーダウン探しは終了です。だがしかしナンガのオーロラダウンジャケットも良いなと思いはじめている自分がいます...恐るべしダウンの魅力...




ナンガ オンラインショップ
https://store.nanga.jp