2019年2月22日

SONY ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM3



やたらと評判の良いこちらのノイズキャンセリングヘッドホン、私も使ってみたくて購入しました。
ノイズキャンセリング自体が初めてだったので届くのが楽しみでした。


まったくの無音にはならないけれど


さっそくノイズキャンセリングを試してみます。もちろんとても静かになります。笑

しかし残念ながら全くの無音にはなりません。小さい音は消えますが、大きい音は遠くで鳴っているように小さく聴こえます。どこかで読んだ「水中から外の音を聴いている」という感覚がまさにそうだと思いました。

ノイズをリアルタイムで分析して逆位相の信号を生成と製品ページには書かれています。これすごいことをやっていますよね。リアルタイムですよ。そうじゃないと意味はないですが。


スマホとサブスクのためのヘッドホン


当初はウォークマン(NW-ZX300)で使おうと思っていましたが、よくよく考えてみるとLDAC(高音質)で接続しても、ヘッドホンの処理チップを使うため、ウォークマンのS-Master HXなどの高音質化設計が活かされないんですね。

とはいえ、このヘッドホンも音質は良いと思います。私は初めてでわかりませんでしたが、ノイズキャンセリングでここまでの音質にできることがすごいようですね。
音の傾向はウォークマンが音源の良さを活かすことなのに対して、ヘッドホンだと「盛って」良くするという印象です。

なので、LDACにはこだわらずに利便性を取ってスマートフォン(iPhone XS)との組み合わせで使うことにしました。
専用のスマホアプリで細かく設定を詰めることができますし、DSEE HXで圧縮音源をアップスケーリングできることはサブスクリプションサービスと相性が良いです。もともとスマホ前提の設計なのでしょうね。


いつでもどこでも音楽に浸れる



ノイズキャンセリングによって、音楽を環境に左右されずに聴けることの快適さが素晴らしいです。まわりがうるさいからと音量を上げなくてもよくなります。

おおげさに言えばテクノロジーのおかげで、もう人類はいつでもどこでも自分の好きな音だけを聴いて過ごせるわけです。笑

音の環境を自分でコントロールできる時代がくるとは思いませんでした。コントロールできないということはストレスですが、もう我慢しなくてもよくなるってすごいです。