兵庫県立美術館で開催されている「フェルディナント・ホドラー展」へ行ってきました。
趣味とは呼べないのですが、美術館へ行くのがわりと好きで1年に1回は行くようにしています。
ただ、芸術の知識がまったくないので「○○展がはじまる」という情報を得ても、それに行きたいかどうかの判断ができません。
そんなミーハーな私はテレビ番組がきっかけで行くことが多いです。
今回は日曜美術館という番組で放送されることがわかっていたので録画をしておきました。
そしてようやくそれを見て行きたくなったというわけです。
この番組は展示会と連動していることが多いので、事前に見てから行けば展示の見どころがつかめますし、おすすめな方法です。
展示内容ですが、とても良かったです。
「パラレリズム」という方法はわかりやすくて、難しくはないので誰でも楽しめると思います。
それにしても画家さんって緻密に計算して絵を描いているものなんですね。
構図や配置、大きさなどいろいろなものを考えた上で、自分の感覚を表現されているんですね。右脳と左脳をフルに使っているというか。特に今回のホドラーさんの絵は緻密な準備の上に表現を乗っけているように思えました。
番組で紹介されていた絵はほとんどが展示されていたのですが、「夜」という作品がなかったことだけが残念でした。
夜に眠りについているときにふとよぎってしまう死の恐怖、私はいまだにそれがあるのですが、それをどう描いていたのかを直に見たかったです。
たまに美術展を見るとやっぱりいいなあと思います。普段仕事や生活をしているときには得られないものを感じますし頭も使います。表現って素晴らしいなと思います。
会期は4/5(日)まです。興味が湧きましたらどうぞ行ってみてくださいね。
フェルディナント・ホドラー展
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