03/17(日) - 第1回「ほたるのまち」守山クリテリウム C4M いちおう完走(リザルトはわかり次第更新しますね。-> 40位/43人完走でした。)
自分にとっての2013シーズン開幕レース。だがしかし、あいにくの落車でしたorz
こけるまでは内容がよかっただけに悔やまれる結果となってしまったよ。
会場へは7時すぎに到着。8時から試走開始なのでちょうどよい時間に着くことができた。この時間はまだまだ冬の寒さと言える冷え込みで寒かったよ。
今回のレースは初めて開催されるのでまずはコースが気になるところだ。事前に
Youtubeにアップされていた動画(なんともありがたいことです。)を見たらだいぶ道幅が狭かったりしたので余計に気になっていた。試走開始時間まではまわりから眺めてみたりしてコースを確認してみる。えー?!まさかあの河川敷の上を走るわけ?だいぶ道幅が狭そうだ。でもたしかにあの動画で見た風景だここに違いない。
試走時間になったので試走開始。コースは大まかに分けて、前半は道幅の狭い河川敷の土手(堤防の上の所の道、
wikipediaによると「天端」と言うらしい)で、後半は一般道路という構成だ。
土手は自転車4-5台分の幅しかない。1台で走る分には落ちるのを心配することはまずないけれど、ここを集団で走るとなるとだいぶ心配になる。逆にここではアタックはないはずなので、楽ができる所かもしれない。勝負は後半の道路部分で良い位置につけることがポイントになりそうだ。
何周ぐらいしただろうか。6周ぐらいかな。念入りにコースを確かめた。コースの半分は道幅が狭いので集団は縦に伸びるてしまうこともあるだろう。集団の後ろになってしまうとこれはどんどん引き離されていくだろうことが想像できる。絶対に前にいかねばと思った。
これにプラスして、栗村さんの本に書いてあったクリテリウムでのコーナーは外をいけというのを合わせて、「前へ外へ」というのが今回の作戦に決まった。目標は集団からちぎれずにゴールすること。
試走を終えた時点で自分の出るカテゴリーまではあと2時間。集合とかもあるので1時間半ぐらいが自由な時間だ。この間にスニッカーズとウィダーインゼリーを食べる。少量でエネルギーがためられる(と自分では思っている)この2つは最近のお気に入りだ。
そんな感じであと1時間になった。ウォーミングアップを念入りにおこなう。調子は悪くない感じだ。めっちゃ良いというわけでもないけれど。30分ほどやったかな。さあ集合場所へ。
サインを済ませて集合する。昨日までは変な緊張があったのだけどこの時はだいぶリラックスできていた。ドキドキよりワクワクが勝っている。なんだか楽しみだった。
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レーススタート。ローリングスタートだ。これが一番安全でいいよね。さりげなく位置取り争いがあって面白い。
まもなくして本スタート!とりあえず土手を前の方で走らなければこのレースは終わってしまう。土手に入る直前の短い上りでは無理してでも前へいく。だいぶ前に出られた。
案の定、土手ではみなの動きがおとなしくなり楽をすることができた。ドラフティングの効果をすごく実感できたよ。この時は10番手前後ぐらいだったかな。
一般道路の区間へ。ここでもっと前に出ておいた方がいい。だがみんな考えていることは一緒でそれほど前には上がれない。とりあえず位置はキープできた。
2周目に入る。土手ではかなり集団のスピードが落ちたように思えた。このままだと集団から離れた人たちが追いついてきてしまう。ここで先頭に出ることにする。いつものように調子に乗って引きすぎないようにちょっただけのつもりで。先頭はやっぱりいいなあ。
一般道路にはいってまもなく引くのをやめる。スピードを緩めすぎないでうまく集団前方に残ることができて5番手ぐらい。いい位置やん!レースっぽい~
3周目。この位置をキープすればもしかして...と欲がでてくる。しかしそううまいこといくはずもなく、一般道路の区間で集団がスピードアップしてだいぶ位置を下げてしまう。20番手ぐらいだろうか。ちょっと疲れを感じはじめたけれどあと1周は戦える余力がある感じ。
そしてラスト4周目。この時にはもう集団は1つのかたまりとなってしまっていた。30人ぐらいかな。自分は20番手ぐらいのまま。いかん前にいかねばと焦る。
もうすぐコーナーなのでちょっとずつ外側へ移動。道の端に寄りすぎているけれど、集団のスピードも落ちているし大丈夫だろうと思って、ああコーナーだ慎重に曲がらなきゃと思った矢先、目の前にカラーコーンが!!
なすすべなくコーンに当たり落車。こけたのは自分だけで誰も巻き込んでいないようだ。よかった~
肘と膝が痛い。擦りむいたみたい。骨折とかはなさそう。ぜんぜんまだ走れる。
「大丈夫ですか?」と係の人。「大丈夫です。」と答えて自転車にまだがろうとするがチェーンが落ちていた。
(終わったな...)と観念する。でもまだ走れるので完走はしよう。チェーンをなおそうとするが焦ってしまいなかなかなおせない。
とてつもなく長く思えた数分間の後、係の方に手伝ってもらったりしてようやくチェーンをなおすことができた。もう一度「大丈夫ですか?」と尋ねられ、「大丈夫です。ありがとうございます。」と答えて走りだす。
係のお方様、本当にありがとうございました。
もう完全にベッタだろうなと走っていたら、まだ何人かは走っている方がいる。やはりこのコースだと集団からちぎれると圧倒的に離されてしまうのだなと思った。なんとかひとりだけ抜いてビリだけは免れてゴール。
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うーん,、しょうもないミスで良い展開を自分で駄目にしてしまった。ガッカリだ。
作戦自体はピタリとはまったし、それを実行できる力もついているのかなと思えた。重要なところは無理してでもいったり、楽できるところでは楽をしたりと、レースの走り方みたいなものがわかったように思える。
あのまま焦って前にいこうとせず、最後の一般道路の区間で勝負するべきだったよ。余力もあったのに。あーん悔しい!
それでもなによりもやっぱり落車はいかんよ。今回は誰も巻き込んでいなかったし軽傷で済んだからよかったものの、ちゃんと慎重に集中して走らなきゃと思った。勝負の前にまず安全に走ることを心がけたいと思います。今回ご一緒させていただいたみなさまにはご迷惑をおかけして申し訳ございませんでしたm(__)m
栗村 修
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