ホテル滞在2日目の朝、念願の鴨川を走ってきた。それは最高のランニング体験で、走りながら贅沢な時間を過ごせている喜びが湧き上がっていた。快晴の下、爽やかな5月の朝に、穏やかな鴨川の川音を聞きながら、きらきらと光る川面を眺めながら、今この場所で走れているということは極めて幸せなことなのだと思った。
それは走っていることだけでなく、自分を取り巻く様々なことに対して満足できる状況にあるということだ。家庭、仕事、健康、金銭、いろいろありながらも上手くやっていけているからこそなのだ。走りながらそう思ったわけではないが、走っている時に感じたことはこういうことを含めてなのだろうと後から思える。
来年もまたこの時期にここに来ると決めた。