2022年5月8日

GW4日目 - ホテル、バー









大型連休の後半はホテルオークラ京都へ。ホテルステイもコロナ禍では思うようにいかず、一昨年8月以来となってしまった。今回はその鬱憤を晴らすように2泊にしてみた。ホテルについて書かれた本を読むと、連泊した方がより深くホテルを楽しめると考えたからだ。

もともとシティホテルに行きはじめたのは、大人の振る舞いを身に付けるためだった。回数をこなしていくうちに、ホテルだけでなくどこに行くにしても緊張することがなくなり、自信を持つことができた。仕事にも役に立ったし良い趣味を見つけた。みなさんにもおすすめしたい。

昔から苦手なものには飛び込んで克服し、遂には得意にしてきた。個人的には「苦手≒興味」で、苦手と思っている裏には興味が潜んでいると思っている。苦手が得意に変わっていく過程には独特の快感がある。これからもダイブしていきたい。

ホテル趣味としては次の段階に進むことにした。まずはその1つ、ホテルバーに行くことに挑戦した。ホテルの中でバーはフレンチレストランと並んで敷居が高いことだと思っていて、なかなか行くことができなかったが、泊まるだけで何ともなくなってきた今はもう大丈夫なはず。

1杯目はハイネケンにした。気の利いたカクテルも悪くないが、気軽にビールこそが良いと思ったからだ。最近読んでいる小説にはバーでビールを頼む場面が多く、あえての選択に憧れていた。バーで飲むビールもなかなかおつなものでうまかった。これから1杯目は必ずこうしようと決めた。

2杯目はモスコミュール。人生で初めて飲んだカクテルでずっと好きだ。すっかり大人になった僕には少し甘いと感じるようになっていた。ウィスキーをロックで頼んだりもしたいが、それは家で練習してからにしよう。

緊張なんて最初だけで、静かに飲めるしホテルのバーは良い場所だった。2杯飲んで1時間ぐらいの滞在、バーなんてこれぐらい軽く飲んでさっと出る方がかっこいいはず。これからはホテルでは必ずバーに入ろうと思った。やっぱり苦手と興味は表裏一体だった。そして新たな趣味を見つけたかもしれない。