2015年2月18日

気に入った服を着て仕事をした結果...

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世界は変わりませんでしたが、毎日気分がいいです。

 - もともと服が好きでした。

20代は身の丈に合わないものもたくさん買っていました。失敗もしましたが楽しかったです。
30代は結婚をしたり別の趣味に夢中であったこともあり、金銭面で仕事で身に付けるものは妥協をするようになりました。

仕事着はどうせ消耗品、スーツやシャツはツープライスのもの、靴は1足をほとんど手入れもせず履きつぶす。それでも十分にコスパはいいんだと自分を納得させていたんです。

そして趣味をやめ、40歳を迎えようとした去年。
妻が服に目覚めたこともありショップに通うようになって、服が好きだった自分を思い出しました。
毎日気に入った服を着て気分よく出勤していく妻を見て、毎日着る仕事着こそ妥協をしてはいけないと思いました。
幸いなことに、妥協の一番の原因である金銭面は、時代が解決してくれていました。

ツープライススーツの台頭でセレクトショップのスーツやシャツの価格帯が下がり、良い物がツープラにちょっとプラスするだけの値段で買えるようになっていました。
こだわりだすと上はキリがないですけど、おしゃれの再スタートには十分です。

こういったショップは、はじめから安く売っていたところと違って、結果的に金額が下がったという形ですので、もともと服を売ることへのサービスがしっかりとしています。
サイズをきっちりと見てもらえるのと、コーディネートのアドバイスが的確で、総合的なコスパはツープラを上回ることに気が付きました。
(ちなみの私のお気に入りはユナイテッドアローズグループのグリーンレーベルリラクシングです)

店員さんの力も借りて妥協なく選んだ服は、やはり見た目も着心地も違います。
気に入ったものを着ているだけで気分が良いです。服には自分をポジティブにする力があったことを思い出しました。私が服を好きな理由です。

そりゃあ、まわりの反応もあります。それは決して良い反応だけではありませんでした。でもそんなものはも2、3日でなくなります。そして過去の自分の(妥協した)格好も忘れてくれます。ピシッとした自分にイメージが上書きされるんです。(これってすごくテンションあがりません?)

本当に言えるのはただひとつ、毎日が楽しいんです。気分がいいんです。私にはそれが大きなことでした。

自分でも単純だなあと思います。でもきっとそれは私だけじゃないように思えます。
服が好きでもそうでなくても、少しでもこの記事を読んで気になったのならぜひ試していただければと思います。おっさんだって変われるんです。(笑)




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戸賀 敬城
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