2022年12月31日

ロングコートを着て街を歩いた。

H BEAUTY&YOUTH BALMACAAN BELTED COAT
H BEAUTY&YOUTH BALMACAAN BELTED COAT

 








この冬はウールのロングコートを買った。ダウンジャケットで溢れている街の中を颯爽と裾をなびかせ歩いてとても満足した。クラシックな見た目はこれこそ冬の装いであり服が好きなら着るべきものだと思った。

丈が長いから冷たい空気が下から入ってきにくいし、ベルテッドだからお腹に温かい空気が止まって申し分なかった。中に厚いフィッシャーマンニットを着てたから温かさに余裕もあった。0℃前後までならなんとかダウンなしでいけるかもしれない。

この頃はタイパ・コスパという言葉が幅を利かせて、温かく軽く安いダウンジャケットの一択という風潮さえ感じる。そんな時に服好きができることは他にも選択肢があることを示すことなのだと思う。世の中にはこんな素敵な服があるんだよと。だから僕はウールのコートを着るのかもしれない。

街を歩きながらやっぱりこんなに気分が上がる服というものが大好きだし、自分にとって大切なことなんだと再認識した。これを着たいがために出掛たいとも思った。そんな本末転倒な発想にさえなってしまうのは服好きの業なのだろう。


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さて本Blogの今年の更新はこれで終わりです。

いつも読んでいただいている皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。


2022年11月28日

100冊読んでみて









1年で100冊の本を読むという目標をひと月残して達成した。

毎日本を読むことが当たり前となった今はあまり感慨はない。年初に100冊読んでいると見える世界はどんなだろう?とわくわくしたものだが、毎日読んでいるのだからまあ到達はするよねというのが率直な感想だ。特段すごいことをしたなとは思えなかった。

100冊読んでみてどうだったか?

語彙が少しだけ増えたり、集中力の持続時間が長くなったり、文字を読むスピードが速くなったり、知識も多少はついた。一般的に言われる読書の効果はあったように思う。けれど1年前の自分と比較しても少しの成長にとどまっているし、もちろん年収も変わらない。これらは100冊の読書の効果としては些細なことなのだ思う。こういうことは5年10年と続けていくことで積み重なっていくことだし、大きな成長を望むならそのことに向けて特化して勉強したり訓練することが近道だと思う。だから自分にとっては重要なことではなかった。

ここまでは予想の範囲内ことだったけれど、思ってもみなかった変化が2つあった。

「人は言葉にして話していても思っていることを全て出せるわけではない」ということと、「考える」ことができるようになってきたことだ。

ほとんどの人は話していても全てを言い切れていない。様々な表現が駆使されている文章を読み解こうとしていく中で気付くようになった。頭で考えていることを表現するというのは難しいことで、相手から問いかけられたりして言い足りなかったことが引き出されるものなのだ。会話の重要性に気付いたし何でも躊躇わず言ってしまおうと思うようになった。反応を気にして引っ込めてしまうのはきっと勿体ないことなのだ。

考えることについて。ぼーっと考え事をすることができるようになった。本は頭の中で考えながら読むものなので頭の使い方が似ているのだと思う。以前は時間が空いたらiPhoneを触っていて何かをしていないと落ち着かなかったのだが、ぼーっとできるようになった。これって人間らしいことだなと思う。テクノロジーや仕事に人生を損なわれていないと言える。まあiPhoneもなく仕事もしていなかった学生時代はできていたことなのだけれども。

今回結果的に変化はもたらされたがそれはおまけだと思う。100冊読めたのは読むこと自体がとても面白く楽しいので続いたからだった。もっと数を読んでいけばまた違う世界があるのだろうか?それはわからない。でも何か成長を期待して読んでいくことはもはや違うなと思うようになっている。人生は暇つぶし。楽しみにしていることがいつもあるということが嬉しい。


ブクログ

https://booklog.jp/users/kamisanchin1974


2022年10月31日

名建築で驚きと感動を

「名建築で昼食を」というドラマを見て興味を持った建築、「イケフェス大阪」というイベントが良いタイミングで開催されたおかげでいくつかをまわることができた。
生まれ育ちが大阪なのにも関わらず、「大大阪」という当時の東京を凌ぐ時代があったことを初めて知ったり、古い建築が現役として大切に使われていることなどを間近に見たり、驚きと感動があった。
これからだが、まずはドラマに登場した建築を全て見て回ることからはじめ、いずれは東京や京都にも足を延ばしてみたい。これは新たな趣味を見つけたという感触があるぞ。楽しい。


大阪市中央公会堂




芝川ビル



生駒ビルヂング


2022年9月26日

限界効用逓減の法則

 

今年もiPhoneを買い替えた。毎年Appleの発表をリアルタイムで視聴し、予約開始日には他の予定を入れず開始時間に即予約、発売日から使いはじめるというサイクルを繰り返している。

しかしながら、ここ数年は1年で買い替えることに疑問を感じはじめている。毎年9月の○○日に発表があると報道されると「もう1年かあ」と思うのだ。ふと手元のiPhoneを見ると十分に綺麗な状態を保っていて使い込んだ気がしない。特にこの頃はスマートフォンを使う時間を意図的に減らしているので実際に触る時間も減っている。

iPhoneも14までナンバリングが進み、世代間の進化の幅が小さくなり「限界効用逓減の法則」からは逃れられなくなっている。特にここ数年はカメラばかりが機能向上し面白くない。細かい機能を気にしない一般層だと尚更性能差なんて小さいものに映っているはずだ。「iPhone高い」と言われることが多くなったのも頷ける。

また、最近の買い替えサイクルの平均は3年だそうだ。前まではキャリアの「2年縛り」なんて言われていたのに時代が変わったと思う。バッテリーの劣化が進んで持たなくなるまで使おうということなのだろう。こうして省みるきっかけになった。

それでも新しいiPhoneが家に届くまでワクワクするし、セットアップという作業自体も僕にとっては娯楽のひとつだし、新しい機能を試していくのは本当に楽しい。進化の幅が小さいと書いたが実際に機能としては1年でこの進化の幅はすごいと思う。Appleの開発チームは、1年ごとに何でもいいから機能を付加することを目的としているのでなく、継続的に機能向上に取り組んでいることが伺える。けれども「法則」は発動されてしまっていて消費者の感じる「効用」は小さくなっているのが難しいところだ。

それで今後どうするかって?もう買っちゃったのだからしょうがないし、来年は悩みながらもまたぽちっとしてしまうのだろうなと思う。


2022年8月18日

夏休み6日目 - 最終日の夜の過ごし方


 







6日目

夏休み最終日。いつものことながら、あっという間に終わってしまうことに驚きを禁じ得ない「秒で終わる」。
今日は旅の疲れを取るのと明日からの仕事のため、家からは出ずにゆっくり過ごす。我ながら真面目だなあと思う。旅で着た服や下着を洗濯し干して乾いたら取り込む。その間に『海辺のカフカ』の続きを読む。
夕方の明るいうちから風呂に入ってしまう。入りさえすれば「後は寝るだけ」になって残りは自由な時間だ。ウィスキーを飲みながら今日配信された『ベター・コール・ソウル』の最終話を観る。夏休み最終日の過ごし方としては悪くない。(ドラマは最高の最終回だった)

夏休み3-5日目 - サファリ、プールサイド、チノパン














3日目

2泊3日のバケーション、南紀白浜マリオットホテルへ。
事前にチェックインを遅めに設定しており、まずはアドベンチャーワールドに寄る。ここには割とよく訪れていて、パンダの浜家の面々を中心に見ているのだが、今回は何故かサファリに行きたくて仕方がなくライオンやサイを見たいと思った。パークに入るなり「サファリワールド」へ向い「ケニア号」に乗って肉食動物や草食動物を堪能する。よくよく考えればこのコロナ禍は動物園に行けてなかったな。動物たちののんびりとした姿を見ていると心が和む。
夕方にホテルにチェックインし、温泉でさっぱりしてから、ラウンジで軽食とアルコールを少し楽しみ、疲れて早めに就寝。

4日目

この旅でやりたかったことが「プールサイドで肌を焼きながら、ピニャコラーダを飲む」だ。まさにサマーバケーションという感じに憧れていた。
残念ながらピニャコラーダは置いておらず別のカクテルで代用したり、親子連れが多く少々騒がしかった(AirPods Proのノイズキャンセリングが活躍)が、ゆっくりと読書をしたり音楽を聴いてのんびりと過ごすことができ、まずまずだったのではないだろうか。こういう何も考えずにぼーっと過ごせることは幸せなことだとつくづく思った。
飲んだのはカクテルx3、ビールx1。普段ダラダラと飲み続けることはしないので贅沢をしたと思う。暑くなってきたら飲むという感じだった。もっと暑くなったらプールに入って身体を冷やした。枕代わりにしたパイルパーカの肌触りを感じながら、ちょっとウトウトしたりするのも気持ちが良かった。
夜はチノパンを穿いてレストラン。真夏だからチェックイン・アウト時は短パンでも構わないのだけど、ホテルの中では身なりをきちんとしていたい。いつものジーンズだと(労働着由来なので)短パンと格が変わらず、(軍服由来の)チノパンだと格式張らずにちょうど良いと思っている。ドレスコードの特にないホテルだったけれど、大人としてこういう所はこだわりたい。

5日目

前日に十分にバケーションを満喫でき、心残りなくホテルを後にした。特急くろしおでは、旅だからと浮かれて買った文庫版『海辺のカフカ』を読みながら過ごした。

2022年8月17日

夏休み1、2日目 - 墓参り、鰻、Tシャツに短パン

魚伊の鰻重(上)
魚伊の鰻重(上)












1日目

待ち遠しかった夏休みがやっときた。
まずは墓参りから。ここ数年、盆と彼岸には行くようにしている。昨年父が亡くなり両親共に墓に入りさらに大切な行事となった。慌ただしい日常生活の中で忘れがちになるが、彼らの事を考える日を必ず取るのだ。

その後は鰻を食べに梅田阪神の大食堂へ。土用丑の日から1週間過ぎているので、そんなに客はいないかなと踏んでいたのだが、当たり前のように店は混んでいた。しかしこの頃は便利になって順番待ちをWebで確認できるようになっており、百貨店内をぷらぷらしながら待てた。
頼んだのは鰻重(上)。ディスプレイより鰻が少ない気がしたが、値上げ等もあったらしいので仕方がないのかもしれない。このところ食べ物がディスプレイより少なかったらむっとする癖がついてしまった。実際に店に文句を言わないよう気を付けたい。子どもの時にそんな大人がみっともなくて嫌だったから。味は文句なしの美味しさだった。次は特上にしよう。

2日目

この日も用事があり出掛ける。Tシャツに短パンという格好を市民プール以外でして行くのはこの夏で初めてだった。当たり前だけど涼しくて楽。一時期はこんな格好は大人じゃないと避けていたが、日焼けした肌にTシャツが似合うので着ないのは勿体ないと思い直した。プールに行く時と違って、足下をサンダルじゃなくスニーカーにするのが大人としてのこだわり。