2026年5月22日

なぜUNIQLOの服はテンションが上がらないのか?







 UNIQLOGUとの付き合い方について。

「安いやん」と喜んで着続け、買い続けて1年が過ぎた。その間にだんだんと楽しくなくなり、最後には飽きてしまった。着られる服の枚数は増えたのに、それらを着てもテンションが上がらなくなってきた。私の場合、ファッションで日常が豊かになるから服を買っているのに、それがないなら服を買う意味がない。

なぜ気分が上がらないのか? それは「間口と奥行き」の問題かもしれない。真逆の存在であるデザイナーズブランドと比較して考えてみると、少し見えてくるものがある。

ファストファッションは最大公約数を狙って作られているので、体型・好み・シーンを問わずその人に「まあまあ合う」範囲が広い。外れにくいけど、突き刺さりもしない。

逆にデザイナーズは特定の美意識や価値観を強く打ち出しているので、自分の感性とズレていれば全く響かない。でもハマったとき、「これは自分のために作られた」と感じるような、深い共鳴が生まれる。

言い換えると、

  • ファストファッション → 間口が広く、奥行きが浅い
  • デザイナーズ → 間口が狭く、奥行きが深い

そんな構造なのかなと思う。

だから「テンションが上がるかどうか」は、単純に価格やブランドの話ではなく、自分の感性とデザイナーの視点がどれだけ重なるか、という問題でもあるのだろう。刺さるデザイナーズに出会えたときの感覚は、好きな音楽や本に出会ったときに近いかもしれない。

とはいえ、気軽さや守備範囲の広さがあるファストファッションはやめられない。結局は使い分けなのだと思う。

平日は仕事用の服があり、自由にファッションを楽しめるのは土日祝だけ。だからこそ、少数精鋭で本当に刺さる一着を少しずつ増やしていく方向に、シフトしていこうと思う。