2024年12月31日

今日も歩く


 







秋ぐらいから夜に歩いている。音楽を聴きながら、色々な事を考えたり想ったりしながら、歩いている。

去年の冬から身の回りが忙しくなり、続けてきたランニングも止めてしまったのだけど、ようやく余裕が生まれてきた。

走っている時もそうだったけど、独りで淡々と運動をするのは心身共にリフレッシュ出来て、自分にはやはり欠かせない事だと思った。来年も頑張ろう。


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さて、本Blogの今年の更新はこれで終わりです。

いつも読んでいただいている皆様に感謝いたします。良いお年をお迎えください。


2024年11月22日

ASICS GEL-NYC 2055

ASICS GEL-NYC 2055
ASICS GEL-NYC 2055








秋冬のスニーカーはアシックスにした。雑誌に載っていたGEL-NYC 2055が新鮮に映ったからだ。

アッパーはY2Kなレトロ、ソールはハイテクという組み合わせが今っぽさを感じられてかっこいい。他のブランドが出せない独自の雰囲気があると思う。

普通にジーンズでも合わせるつもりだし意外と何でも合いそうだけど、特にテック系のパンツと相性良さそう。ゆるっとしたシルエットで裾を紐できゅっと絞るようなやつね。某殺し屋シリーズの女の子がとても似合っているんだよね。自分も何か探してみるつもり。

また、同じように化繊なら、ブロークコア的にトラックスーツに合わせると抜群に合うのだけど、これで中年男性が街を歩けるかというと厳しい。コンビニ・スーパーや、最近ハマっているウォーキングの時だけにしている。それでも十分に満足ではある。

それにしても、まさかアシックスをファッションとして履くことになろうとは驚きだ。数年ぐらい前から取り入れている人達はいたけど、当時の自分にとっては他にも魅力的なブランドは沢山あったし傍観していたのに。だからファッションは面白い。


2024年10月3日

SAINT JAMESドロップショルダー

SAINT JAMES(白x黒:ウェッソン ルーズ、白x紺:5分袖)
SAINT JAMES
[白x黒:OUESSANT LOOSE、
白x紺:TEELOOSE(5分袖)]

 









セントジェームスにオーバーサイズの「ルーズ」というバリエーションが出たのを雑誌で知った。

去年にエルベシャプリエのリュックを買ってからフレンチテイストはずっと気になっていた。セントジェームスにも興味はあったもののジャストサイズはなあ、と思っていたところだったので渡りに船だった。

暑さに合わせて長袖のウェッソンルーズと五分袖のティールーズを揃え、この夏は五分袖をよく着た。この独特の編み方の生地がサラッとしていて快適ですっかり気に入った。そしてこの頃は涼しくなってきたので長袖に切り替えていく。

ボーダーのバスクシャツって着ると平凡になりがちで面白味はないけど、オーバーサイズになるだけで少し違和感ができて面白い。あれこれ着こなしを工夫することも考えたけど結局素直にジーンズに合わせるのが良いと思いはじめている。足下をビルケンシュトックにして肩の力を抜いてね。

また、前回のラコステ(これもフランスだ)でもそうだけど、袖丈の違いで2種類揃えるというのは端境期の移行がスムーズになって便利だと思った。これはこの夏の発見だったな。面白い。


2024年9月27日

LACOSTE for UNITED ARROWS

LACOSTE for UNITED ARROWS(上:長袖、下:半袖)
LACOSTE for UNITED ARROWS(黒:長袖、灰:半袖)














ようやく暑さも和らいできて長袖が着れるようになってきた。
とは言え昼間はまだ暑い。そんな涼しくも汗をかくような時季に着ようと、前もって長袖ポロシャツを買っておいた。鹿の子ポロの特徴である通気性がありつつ、長袖なので涼しすぎることがなくてちょうどいい。
そしてこのUA別注は「前立て裏側を一枚布で縫製し、ボタンを開けたときにスキッパーのような見え方」になるように手直しされていて、ボタンを全部開けるときれいに見えるし胸元も涼しい。
インナーをタンクトップにして袖をたくし上げれば適度な肌見せで涼しげになるし、肌寒くなったら白Tに替えて袖は下ろすなどアレンジができて楽しそうだ。
ややもすれば、こういった中途半端な服は着る時がわからずに避けられるのかもしれないけれど、この頃の暑すぎる秋にピッタリかもしれないし、夏物に飽きていて違うものを着たい自分の気分にもジャストだった。

また、あらためて鹿の子ポロの快適さを知ったので、半袖のタイプも追加で買った。気に入ると揃えたくなるのが自分の癖だ。
残暑が厳しかった少し前はよく着ていたな。こっちも同じ別注品なので胸元を全開にでき風が入ってきて涼しい。
今年は暑さが厳しくて、もはやTシャツでも暑いし、タンクトップは男性が着るにはいやらしいので、ポロシャツがベターかもしれない。「夏用」ではなく「真夏用」の服が必要だったのだ。

2024年8月16日

BIRKENSTOCK ボストン

 









スニーカーの記事を2回続けて、今回はサンダルである。何故かこの夏は履き物ばかり買っている。

ここ数年、夏でもサンダルを履く必要性を感じずスニーカーや革靴だったのだけど、クロッグサンダルの流行を見て欲しくなった。ソックスを合わせるのがかわいいなと。

サンダルは指先が剥き出しであることに抵抗があって、コンビニぐらいならまだしも、エスカレーターや段差がある街へ履いて行く気になれなかった。それがこのクロッグタイプなら甲まで覆われているので安心だ。

もう一つの欠点である走りにくいということに関しては、暑くて汗をかくので走らずもうゆっくり歩くことにした。そもそもサンダルはリラックスして履くものだしね。

このビルケンシュトック ボストンはコロンとした見た目とスエードの素材が相まり、いい感じに力が抜ける。夏だけでなく秋にも履こうと思う。夏はショーパン、秋はジーンズ。まだ厚着にならない秋ならむしろちょうどいいはず。


2024年7月19日

adidas GAZELLE INDOOR

 

adidas Gazelle Indoor BEAUTY & YOUTH 別注












今シーズン2足目のスニーカー。この頃は革靴とスニーカーの併用だったので、同じシーズンにスニーカーを2足買うことは自分にとって珍しい。元々、前回のCAMPUSだけで済ませるつもりだったが、妻が買ったのを見て、思わず欲しくなってしまった。土日しか履く機会がないサラリーマンが果たして十分に履ききれるのかと迷ったが、一度気になってしまうともう治まらない。

服好きとはそういうもので、履いているイメージがどんどん膨らみ、さまざまなコーディネートが浮かんできて楽しくて仕方がない。だからこそ、「どう履こうか?」と考え始めたら、買ってしまうし、その買い物は成功だと言えるのではないだろうか。

オフホワイトを基調としたアッパーに、ヒールパッチの青(前述のCAMPUSとカラーリングコンセプトを合わせている)が綺麗に映えて、都会的なB&Yらしい配色が良い。

この夏は、革靴を一旦靴箱にしまって、スニーカー2足を履き回そうと思う。

2024年6月28日

adidas CAMPUS 80s

adidas「CAMPUS 80s」BEAUTY & YOUTH 別注
adidas「CAMPUS 80s」BEAUTY & YOUTH 別注












スニーカーの面白いことの一つに、同じモデルでもカラーリングによって違って見えるということがある。ポップになったりシックだったりイメージが大きく変わる。
その中でもB&Yの別注カラーはいつも都会的で自分の好みであることが多いように思う。この淡い青に惹かれて普段は黒か白しか履かないと決めているのに思わず買ってしまったほどだ。
そしてCAMPUSというモデルはどうも自分の中でよく引っ掛かるらしく度々買っていて、今回でこのBlogでは4回登場したことになり結構驚いている。たぶん形が好きなんだろう。
青なので服とは合わせにくいかもしれないと考えたけれど、最近はスタイリングが各ブランドのサイトやアプリに沢山載っているのでイメージがし易く便利になった。例えば上下黒の格好に差し色としてこの青のスニーカーを合わせていたりして参考になる。そう、足下まで黒にすると夏だと重いんだよね。白だとコントラストが大きいし、はっきりした青も目立ってしまう。これぐらい淡いと上手く馴染む。
梅雨に入ってしまってまだ履けていないが、この夏はこの絶妙な色を楽しもうと思う。

2024年5月31日

愛蔵版 街とその不確かな壁













豪華で高価で愛蔵版にもほどがある。本と呼ぶにはあまりにも贅沢な作りで読むのが憚れるぐらいだ。
この作品は村上春樹を読みだしてから初めて刊行時にリアルタイムで読んだので思い入れがある。所有でき本当に嬉しい。
ふと思ったのが、最期この本を傍らに置いて死ねたら幸せだろうなということだ(真鍮のプレートが付いているので一緒には燃やせないが)。物に対してこんな気持ちになったのは初めてで自分でも驚いている。
まさに宝物とはこういう事なのだな。折に触れて読み返していこうと思う。

2024年4月30日

RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI 「TIME」


















良い体験をさせて貰った。まさに夢のごとくといった感じだ。

水の音が僅かに聴こえる劇場が暗転し、そこに笙(楽器)の響きが加わり、現実から離れた異空間に迷い込んだかのようだった。

現実と夢の境界が曖昧(実際に最初の方は眠気を堪えるのが大変だった...)となり、現実(と過去と未来)のことを完全に忘れ没入した。


こういった劇場を使った芸術表現をシアターピースと言うそうだ。

シアターピース

https://kotobank.jp/word/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9-162282










パンフレットも秀逸で知りたかった事が全て載っていて満足した。けれど情報の部分はこの舞台の要素の一つに過ぎず、体験して感じた事が重要だと思った。

劇場から出た後も現実世界がもはや違った見え方をしていて、きっとこの出来事を経てこれから自分は変わっていくのだろうなと想像する。


2024年3月29日

読書状況報告202401-03












2024年も順調に本が読めている。すっかり習慣として定着し読まない日はなく、寝る前に本を開くことが幸せだ。

そしてふと、死の床にあっても傍らに1冊の本があればそれでいいのかもしれないと思ったりもした。


kamisanchinさんの読書記録をチェックしよう。ブクログ https://booklog.jp/users/kamisanchin1974/stats


2024年2月19日

手塚治虫記念館「PLUTO展」














久し振りに自分のために時間を取ることができたので出掛けてきた。
手塚治虫記念館は好きな場所の1つで、小まめに訪れたいのだがなかなか叶わず、結局10年以上は訪れていなかったはずだ。しかも特別展があると知った時にはすぐにでも行くつもりだったのに最終日に滑り込む始末で、「そのうち行こう」は実効性がないものだと思った。

PLUTO展、規模は大きくないものの原作との比較という形で展示されていて、浦沢直樹の手塚治虫への尊敬と、アレンジの見事さをあらためて堪能できて面白かった。











そして手塚治虫と浦沢直樹はやはり素晴らしいので過去作を見返さなきゃなと思った。新しい流行りのものも良いが、名作もまた廃れないのだ。


Netflix版感想

https://filmarks.com/animes/3963/5359/reviews/5139430


2024年1月19日

今年は音楽

 









一昨年は本、昨年は映画をたくさんこなす目標を立てた。

どちらももっと多くの数に触れたいと前から思っていて、それができるようになり満足できる1年を過ごすことができた。

今年は音楽を加えようと思う。自分にとって日常的に触れられる最後のジャンルに取り掛かるということになる。

もっと色んな音楽を聴きたいと思っているのに、結局はいくつかの知っているものしか聴いていないし、Apple Musicの課金も勿体ない。

この2年の間、本や映画の数をこなすことを目標としたら、多くの時間を好きなことに費やせたし、得られたことも多かった。

3ジャンル、それぞれ100という数字が自分にはちょうどいい。少し無理をしないと達成できないのがみそ。楽しく頑張ろう。