『ケイコ 目を澄ませて』パンフレット |
2022年に読書を継続していくサイクルは出来上がったので、2023年はその隣のジャンル(と勝手に思っている)、映画をたくさん観ていくことにしている。
ルールとしては「毎週、映画館/配信を問わず1本観る」とした。2023年は52週あるのでそれだけ観れるという計算になる。100本は無理があるからこれぐらいがちょうどいい。他にもやりたいことがあるしね。
今のところ、ちょうど10本を観ていて5勝5敗という感じだ。その中で印象の深い2作がミニシアターで観た作品で、もしかしたら最近の自分の傾向としてこうした小規模な作品と相性が良さそうだ。このあたりは読書を続けていくうちに文学が好きなことに気付いたことと関係があるのかもしれない。
観た後に余韻が残り、気が付けばしばらくその作品のことを考えているという状態になれた時が幸せだ。「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」と思える。このようなことを求めてみんな映画を観るのかな?
逆に大好きだったMCUや、「アカデミー賞○○冠」を謳った作品は合わなくなってきているようで、宣伝が広く行われていたり話題になりやすくて期待が大きくなる分、失望も大きく返ってきてしまうようだ。「言うほどおもんないやん...」と。
でも面白くなかったとしても、世間での評価と自分の評価との違いを考え、何故この作品を面白くないと思うのか?を考えるのはそれなりに楽しくもある。
映像作品はやはり映画が王道だとつくづく思えた。2時間ほどの中に伝えたいメッセージが詰め込まれ、演技や映像や音楽で表現されるというフォーマットの良さを再認識した。7番目の芸術と言った人がいたということに大いに納得がいった。そして自分の中に継続したいこととして、2本目の柱が立ち上がろうとしていることがとても嬉しい。
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