2017年11月24日

Amazon Echo



スマートスピーカーの本命と言われているAmazon Echoを招待制の中で幸運にも買うことができました。

1か月Google Homeを使い、概ねスマートスピーカーというデバイスがどんなものかがわかってきました。
期待が失望に変わった部分もありましたが、毎日使っていて楽しく、少し生活が変わった実感も出てきました。

そんな中でのAmazon Echoの追加です。
結論から書くと、自分でも意外な要素が影響し、メインの座はこのEchoが座ることになりました。

...スピーカーの音質です。

Google Homeは低音が強めなこもった音で好きになれず、せっかくストリーミングを手軽に聴けるようになったのに残念でした。
Echoはクリアな音で心地良い響きなんです。これだけでEcho自体がとても気に入りました。

ストリーミングによる音楽定額配信との相性がとても良いので、スピーカーから好みの音が出るかは私にとって重要な要素だったようです。こうして2機種使ってみてはじめて気が付きました。
スマートスピーカーは音が唯一のインターフェースなのだから音質重視でないノーマルモデルでもここには力を入れるべきなのですね。

合わせてAmazon Music UnlimitedにEcho専用の安価なプランがあるのも嬉しいです。
スマートフォン(iPhone)ではApple Musicを使っているのですが、この価格なら追加で払ってもいいと思える金額でうまいなあと思います。
音楽がスマートスピーカーでは重要だということが、アメリカで先行しているAmazonはわかっているのですね。


Amazon独自の機能として期待していたのは買い物です。
当たり前ですがAmazonで買えることが重要です。物を買えればいいのではなくAmazonのインフラを使えることが便利なのです。

使い勝手としては履歴からならまあ使えるかなという感じです。日用品や嗜好品はもうこれでいけますね。
日常の手間を減らすという意味ではこれでいいのかもしれません。新規の買い物は今までどおりスマホやPCですればいいのですから。


肝心要の日本語認識はGoogle Homeに劣る印象ですが実用には足ると言えます。
むしろ検索の巨人Googleがすごすぎるのでしょう。培ったビッグデータと機械学習はとてつもないアドバンテージなのですね。




機能的にはAmazon EchoとGoogle Homeには大きな差がなく、音楽、ニュース、天気予報、時刻、タイマー、アラームといった毎日使う基本機能は両者同様に使えます。

スキル(アクション)はEchoが多いですが現時点ではそれほど大きな差だとは思えません。
スマートホームやIFTTTは試してないので後々やってみたいです。

使っている音楽ストリーミングサービスや、私みたいに音質というところで好みのものを選んでもよさそうです。


我が家ではAmazon Echoがメインになりましたが、しばらくはGoogle Homeも使っていこうと思います。
それぞれ得意分野があったり、設計思想が異なったり、個性があって面白いです。