Kindle Paperwhite シグニチャー エディションと三体 |
いくつもの月曜日 |
左から和光、グラルナーチューヒリ、ディエッフェ・キンロック |
久し振りにランニング用途ではなく、普段履くスニーカーを買いました。
このごろ私の中でスニーカーと言えば歩きやすさや見た目ともにニューバランス一択ですね。ちょっと流行りすぎている気もしますが、そんな時は900番台で差をつければいいのです。
この990v2は991や992の系統のデザインでころんとしていてかわいいです。いつもはグレーなのですが今回はネイビーのパンツと合わせるためにネイビーにしました。いつもと色が変わると新鮮でいいですね。グレーだけにこだわるのは良くないと思いました。他にブラックとかも欲しくなります。
900番台の復刻モデルはクラシックとハイテクの塩梅がちょうど良くて、個性的なのに服に馴染むし歩きやすいし質感は高く、履いていて満足感が高いです。普通には埋もれたくない、でも悪目立ちはしたくないという、服好きのオサーンの繊細な心を満たしてくれます。
実はここ1週間は走ることを止めています。脚が痛いからです。1か月ほど痛いなと思いながらも走りたい気持ちが強くてだましだまし走っていましたが、とうとう痛みが大きくなって走るのが辛くなってしまいました。ようやく観念して治そうと決心し休んでいるという状態です。
このインフィニティランは、だましだまし走っていたときに購入したシューズです。少しでも脚へのダメージを減らそうと思い履いてみたところ、かなりクッションが効いて走ることを続けることができました。結果的にはそれがかえって悪化させることになってしまうのですが、その時は走れることが嬉しかったです。
今はウォーキングをしています。歩く分には痛くないのです。その際もこのシューズを履いています。あと1週間、合わせて2週間も休めば走れるようになるでしょうか?走るのをいったん止める時はなかなか落ち込みました。でもウォーキングにも楽しみが見出せたのでちゃんと治るまで走らないでも大丈夫そうです。
「怪我ゼロ」というコンセプトのこのシューズ、脚が痛くても走れてしまうのでゼロに近い効果はあると思いました。履いていて安心感や信頼感があります。ただ私のように怪我している時に履いてはいけませんし、そもそも走ってはいけませんね。
今回の怪我で何故か焦って走っていた自分を省みることができました。まだ脚が出来上がっていないのに速さを求めたことがいけなかったようです。怪我が治ったらじっくりと脚を作っていきたいと思います。その際にもこのシューズは役立ってくれるでしょう。
PROJECT:「怪我ゼロ」. Nike 日本
https://www.nike.com/jp/running/run-fearless
本格的に暑くなってきてランニングウェアを考えるようになりました。走るととても身体が熱くなってオーバーヒートしてしまいます。吸汗速乾素材だけでは間に合わずいかに熱を逃すかが大事だと5、6、7月と暑くなっていく中で走っていて思いました。
以下、私のウェア着用パターン3つです。ウェアはいずれもHERENESSで、キャップとアンクルソックスも着用しています。
これが通常のパターンですね。当初はこれで真夏もいけるやろと思っていましたが初夏まででした。Tシャツがウールなのがダメなのではなく肩が覆われているから暑いです。
梅雨が開けたらこのパターンです。タンクトップはやはり肩が開いているので断然涼しくなります。ハーフタイツは裾がヒラヒラしないので走りやすいです。
このパターンが最も涼しいです。シングレットはパターン2のタンクトップと同じ形に見えますが背中(肩甲骨のまわり)が大きく開いていて、熱をさらに逃がします。ショーツはパターン1のものより短く、脚を動かしやすく涼しいです。
真夏に走るにはパターン1では辛く、2と3が適切だと思います。身体を覆う布が少ないほど放熱効果は高いということですね。走るという行為はとても熱を発するのだなと思いました。今なら冬に見かけた脚を出して走るランナーにも納得がいきます。
ただし2と3は一般的な恰好とは言い辛く、他者からは奇異に映ることを覚悟する必要があります。私はだいぶ慣れましたがそれでもこれらの恰好で多くの人がいる場所に行く勇気はありませんね。人の少ない早朝や暗い夜か、ランニングコースとして多くのランナーいる場所で走る時に着用しています。
結局、はじめた当初はランニングぽくないウェアを求めていましたが、快適さを求めると本格的にならざるを得ないようです。のめり込むにしたがってこういうウェアがかっこいいとも思えてきて面白いです。ただしそれは一般的な感覚と離れていくことも意味します。頭の片隅にこのことを置いておき多くの人に晒される場面では振る舞いに気を付けたいところです。
緊急事態宣言が6/20まで延長されてしまいました。予想はしていたけれど気分は落ち込みますね。
それでも落ち込みすぎず楽しめているのは走れているからと前回にも書きました。あれからの1か月でだんだんとランニングにのめり込んでいっています。5km走っても疲れが溜まりにくくなってコンスタントに走れるようになり、今は走るのが楽しくてしょうがないです。
ウェアもちょうどいいものが見つかりました。
着心地とサステナビリティにこだわったブランドで去年の12月に立ち上がったばかりのようです。
スポーツウェアは機能性ばかりに注力されているものが多くて、着心地はおざなりになっていると思います。吸汗速乾なら着心地も良かろうという考えでしょうが、このHERENESSはその着心地にこだわっていて着ていて気持ちが良いです。生地に天然素材を使っているから肌触りが優しいですね。シルエットも必要以上にぴたっとしていないのも良いです。
サステナビリティに関しては、生地に再生素材も入っていることもあるでしょうが着ている分には正直わかりません。実感として驚いたのが、商品に余計なタグやビニール袋がなく、届いた箱に商品がそのまま入っていたことです。これらってそもそも要らないですよね。よく考えられていると感心しました。
デザインもシンプルで良いです。走ったあとカフェにでも入れそうです(実際には汗だくで入店は憚れますけどね。)。生活にランニングが自然と組み込まれている人をイメージしているのでしょうか?とても好みです。また、これを着ている人にあったことがないこともヲタク的には満足です。
上でも書きましたが、コンスタントに走れる身体になってきたことと、気に入ったウェアを着れていることがモチベーションとなり、走らずにはいられなくなっています。朝走れなかったら夜に走ったり、週末も早起きしてランニングのメッカに走りに行っています。自転車をやっていた頃のように健康的ではりのある生活がまたできて嬉しいです。
HERENESS(ヒアネス)
春夏用にParabootのCHIMEY(シメイ)を買いました。
2020年秋に出たモデルですね。ゴツめのデッキシューズといった感じで、分厚いソールが特徴です。
このソールはマウンテンブーツタイプのAVORIAZに使われているもので、私の手持ちですとCLUSAZと同じということになりますね。モカシン縫いのデッキシューズ風アッパーに、分厚いソールが付いているというのがなんともアンバランスでかわいいです。
これをデッキシューズと呼ぶのは微妙なところですね。本来デッキシューズとは船乗りのための靴で、濡れたデッキで滑らないようソールパターンに工夫がされています。(同じParabootのBARTHだと吸盤のようになっています)
この靴は登山靴のソールですので船上ではきっと滑るのではないでしょうか?笑
でも歩くにはこのソールの方が歩きやすいです。
アッパーはモカシンタイプですがBARTHとは異なります。外羽式のドレスシューズをモカシン縫いしているような感じです。どこか上品に見えるのはこういう点だと思います。BARTHに同様のソールを合わせたMALOというモデルもあるのですが見た目はだいぶ違います。
上でも書きましたがゴツいソールに、モカシン縫いのカジュアルだけど上品なアッパーという絶妙なさじ加減によって、アンバランスなのにトータルではバランスが取れているという面白い見た目になっていると思います。このあたりはさすがParabootと言ったところでしょうか。
Paraootはまずは定番モデルをと思いがちですが、新作にも魅力的なモデルが出ていて面白いです。CLUSAZにしろこのCHIMEYにしろ、アイデアとしては奇抜なのに履きこなすのが難しいとはならず、私の中ではParabootへの信頼感がますます高まりました。ほんま好きやわあ。